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「FM雑誌と僕らの80年代」 恩蔵茂 [読書]

 本のタイトルにもなっている80年代に、FMラジオ放送をカセットテープに録音する”エアチェック”という趣味があった。 いまやカセットテープも絶滅寸前ですが。 その当時、FMラジオの番組はどんな曲をかけるのか事前に決まっていた。 その番組表が載ったFM雑誌で読んで、自分の好みの曲を録音していたのだ。 ジャンル別やアーチスト別などにカセットを替えたり、テープの残量を計算して録音したりもした。 FM放送局の誕生とラジカセの普及が合わさって盛り上がったブームだった。
 この本の著者は、4誌あったFM雑誌で最後発の”FMステーション”の編集長を務めていた。 後発雑誌ならではの苦しさや綱渡りのような編集作業などの裏話が面白い。 感慨深かったのは、読者欄の盛り上がりだ。 当時はインターネットなどなかったので、雑誌の読者欄や深夜ラジオのネタ投稿が自己表現の場だった。 常連投稿者は”ハガキ職人”なんて言われていて、大げさに言えば羨望と尊敬の的だった。 そんな時代を懐かしく思い出しました。
 
FM雑誌と僕らの80年代--『FMステーション』青春記

FM雑誌と僕らの80年代--『FMステーション』青春記

  • 作者: 恩蔵 茂
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2009/09/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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