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「大統領の演説」 パトリック・ハーラン [読書]

 テレビでおなじみの”パックン”こと、パトリック・ハーランさんですが、
日本語が上手いだけではなく、ハーバード大を卒業している、インテリ
としても、知られていますよね。

 本書は、そんなパックンが、アメリカ大統領の演説を紹介しています。
 ただ、紹介するだけではなく、そこに込められた、スピーチのテクニック
や時代背景も解説していて、とても勉強になります。

 スピーチのテクニック面では、信頼を与える”エトス”、感情に訴える”パトス”、
そして、知性に訴える”ロゴス”をうまく使うことや、
”ポジティブ→ネガティブ→ポジティブ”の構成が、伝わりやすいなど
実践的な内容です。

 しかし、この本でよかったのは、スピーチをした大統領の経歴や
時代背景、アメリカ国内での評判や、パックン自身の評価も書いて
あったこと。
 アメリカ人にとって、戦争の”war"はプラスイメージだという
ことも、初めて知りました。
 人種差別が、未だに根深いことも意外だった。

 また、日米関係にとって避けることのできない、フランクリン・
ルーズベルトの”パールハーバー演説”や、オバマの広島でのスピーチ
も興味深かった。

 内容盛りだくさんで、実際のスピーチの原文と日本語訳も載っています。
 スピーチのテクニックだけでなく、アメリカの歴史を知りたい人にも、
オススメです。


大統領の演説 (角川新書)

大統領の演説 (角川新書)

  • 作者: パトリック・ハーラン
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2016/07/11
  • メディア: 新書



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